■ パソコンのこんなこと ■

「せどり」って。

「競取り」と書きます。
昔からある言葉のようで、広辞苑にも「同業者の間に立って、注文を聞き、口銭を得ること」と載っています。
なんか、いまいちよくわかりませんね。

これからお話しするのは、ひらがなで「せどり」と書きます。インターネットを使った新しいビジネスです。

一人の大学生が古本屋に行ったところ、村上春樹さんのデビュー本（確か、風の歌を聴け）が帯封がついたまま、ビニールで包まれ、大事そうにガラスケースの中で売られていた。

値段はプレミアがついて、何と8,000円。
発売価格だって、1,500円程度です。
くやしいかな、高すぎて手が出ない。

別の本屋へ行くと、驚いたことに、同じ本が何と100円で売っていました。もちろん、彼はそれを100円出して買いました。

それからどうしたと思いますか？

最初に行った本屋さんに持って行き、何と3,000円で引き取ってもらったそうです。
彼はこのことをヒントに、インターネットでビジネスを始めました。

「せどり」とは、プックオフなどの古本屋でめぼしい本を安く手に入れて、ネットオークションで高く売る新手のビジネスです。

大学生の彼は、毎月20万円ほどの利益を出し、親からの仕送りも断ったとのこと。

何と親孝行の息子でしょうね。

ホント、インターネットって、
今までにないアイデアを思いついて人にとっては、打ち出の小槌なのですね。

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次回のテーマは、「0円の新品パソコン」です。

<<編集後記>>
前前回、フィッシングのことを書きましたら、最初の逮捕者が出たようです。
昨日のニュースで聞きました。
なんでも、Yahooのニセホームページを作り、クレジット番号とパスワードを盗んだとか。

でも、インターネットだけではなくて、実社会でも、銀行員に成りすまして家庭を訪問し、「クレジットカードのチェックと交換に来ました」と偽り、まんまとカードとパスワードを盗む手口があるようです。

くれぐれもご注意下さい。

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皆様のご自慢の料理を大募集します。

これが我が家の味、自慢のこの一品。
材料、作り方、完成品の写真をお持ち下さい。
教室の料理レシピ集に追加いたします。
お気軽に参加してみてください。

 

 

次回は2005年６月２４日に配信させていただきます。

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