川越パソコン教室パソナコンじゅくのメルマガ
第3号 発行
2003/10/24発行
発行者:宮岡 茂



プロ野球日本シリーズが始まりました。

テレビ中継では29年ぶりにテレビ東京が第7戦の放映権を獲得したそうです。
何とその推定金額1億5千万円とか・・・

なぜ29年ぶりかといいますと、テレビ東京は全国ネットではないためにコミッショナーから許可が出なかったとか。今回はNHKBSでも放送されるのでOKされたようです。小さいところは大変です。
第7戦まで勝負が決まらなければいいですね。そして阪神が勝てば・・・・

メールマガジン(3回目)を発行させていただきます。 今回の内容は

1.電気製品に当りハズレはあるのか?
2.パソコンは生きている。(1回目)
3.私がパソコンを始めたわけ(3回目)

です。よろしくお願いいたします。

■■電気製品に当たりハズレはあるのか?(続き)■■

アタリ商品を買うためにはまずメーカーの特徴を把握しておく必要があります。
例えば、SONYやシャープは開発メーカーです。
今までに世の中に存在しない新商品をどこよりも早く世の中に送り出すことを使命です。
発売日を事前に公表しますので、期日に間に合わせないといけない。

松下電器は、SONYが出した商品が市場で人気が出るかどうかをじっと見ていて、
おいしそうになったら作り始める。松下の戦略であるから仕方がありません。
最近変わり始めていますが・・・

日立や東芝は非常に保守的というか、規模が大きいので新しい事に慎重です。
新機能なんてカタログに書いてあっても、SONYはすでに1年くらい前にやっていたりしてます。
別にSONYがいけないというわけじゃないんです。
新し物好きの方にSONY派が多いですね。

ところで、会社名っておもしろいですね。
イトーヨーカ堂という名前は伊藤さんという方が作った、
1週間に8日お客様に来てほしいという意味かとずーと思っていましたら、羊華堂(当時銀座にあった高級衣料品店日華堂と創業者の伊藤さんが羊年生まれから名付けたとか)からきているらしいです。

また、シャープって元は何を作っていたか?実は鉛筆です。
シャーペン(シャープペンシル)今も使われていますが、鉛筆の芯って、書いていくとすぐ丸くなりますが、いつまでも鋭いという意味でシャープペンシルとしたそうです。

どのメーカにも言えることですが、新商品はいきなり何千台を作るのではなく、
一般的に最初は百台を作ります。

そこでいろいろな問題が出てくる。不具合を修正・対策する。

驚くのは、忙しい時なんか、会社内の他の部門から人員が借り出されます。

いつもは、経理をやっている人が、突然ドライバー(ネジ回し)を握ったり、管理部門の人が半田ごてをあてたりしている。怖いですね。(-_-;)

あまり大きい声でいえませんが、私は自分が勤めていた会社の商品は持っていません。
内情がわかっていたから怖くて買えませんでした。どこのメーカーも同じです。

ある意味で知らないほうがいい事も世の中にあるんですね。

有名なフランス料理のシェフだって、味見をする時に指を鍋の中に指したりします。
それを見ていたら食べたくなくなりますよね。(@_@)

新商品がお店に行っても売り切れで予約して下さいなんて事よくありますが、
本当は作る台数も最初は少ないし、作ればいろいろ不具合が出るから出荷できない。

これが実情です。
そして、2〜3ヶ月経つと不具合も対策されるし、作業者も慣れますので製品の品質は安定します。

アタリ商品を買うためには、発売後、2〜3ヶ月は待つこと。
つまり製品が安定するまで待つ。

確かにそれでもハズレをつかむかもしれませんが、でもその確率はずっと下がります。

前回、商品を構成している部品1つ1つには固有の寿命があると書きました。その寿命は誰にもわからない。壊れてみないと・・・
壊れて初めてこの部品は寿命だったんだってね。

新商品が発売されてから、2〜3ヶ月経って安定した商品を購入しても、さらに3ヶ月間が一番故障が出やすい期間です。ですから、その期間は無理な使い方は絶対にしないほうかいいですよ。

商品はいろいろな部品で構成されています。
各部品にはそれぞれ寿命があります。それをグラフにしたものがバスタブ曲線。まるで、お風呂の形のようだから・・・

■■パソコンは生きている(1)■■

パソコンは生きモノです。生きています。

元気で活躍していても、病気になり、具合が悪くなるときもあります。
突然止まってしまって、ウンともスンとも言わないこともあります。

また、インターネットでホームページを見たり、道具(ソフト)を追加したりすると、パソコンの立ち上がりが遅くなったり、ファイルを開いてもなかなか表示されないで、いらいらする場合もあります。

つまりスピードがだんだん遅くなります。
症状がさらに悪化するとパソコンが止まってしまったり、
さらに悪い状況では起動しない(電源を入れても画面が出てこない)こともあり得ます。

パソコンは買ってきたばかりのときが一番応答が速く使っていくとだんだん遅くなっていきます。

快適に使うために日頃のメンテナンスはどうしたらよいのでしょうか?

その方法は

1.ディスククリーンアップ
2.デフラグ

という、どのパソコンにも入っている機能を使います。

今回はディスククリーンアップについてお話したいと思います。

この機能はパソコンの中の不要なファイルを削除するものです。
パソコンを使っていると人間が「名前をつけて保存する」以外に
ウィンドウズが勝手にいろいろなファイルを保存します。

例えば、ホームページを表示したらそのファイルは自動的に保存されたり、
ワードで文章を書いているときに自動的にバックアップを作ったり、
新しいソフトウェアをCD-ROMから追加(インストールといいます)したりすると
不要なファイルがいっぱい出来ます。

それらのファイルは定期的に(1ヵ月に1度程度)ディスククリーンアップの機能で削除しましょう。

そのやり方は

WindowsXP、98、Me共こちらを クリックしてください。

次回はデフラグについてお話したいと思います。


■■私がパソコンを始めたわけ(3)■■

私が買ったワープロはソニーのプロデュースでした。
当時は東芝のRupoやシャープの書院、富士通のOASYSが有名でしたが
私がこだわったのは、2インチのフロッピーを使うことでした。

ソニー以外のメーカーは今のパソコンと形状が同じ3.5インチのフロッピーを使っていました。

ワープロ はメーカーが違えば互換性がありません。

同じメーカーの中でも(値段の高いものと安いものとでさえ互換性がなく)文書が相互に利用できない。
つまり、そのワープロで作ったファイルはその機種専用となってしまったので、
どうせ自分専用なんだから画期的なものにしようと2インチのプロデュースに決めました。

2インチのフロッピーは驚くほど小さいですよ。

私は買ったワープロで何をしたか?年賀状を作りました。 それから簡単な手紙を書いた程度・・・
それが大変な作業でした。特に印刷が。

カラー印刷は出来るのですが、例えば文字は黒で印刷するときにはインクリボン(カセットテープみたいなもの)を黒に交換し、ある部分を赤にしたい時には赤のインクリボンに取り替える。

時々、交換するのを忘れて、宛名を赤で印刷してしまったりしました。

また、表を作るのも難しかった。
確か(Shiftキーを押しがら、方向キーで書いた)表の四隅で線が交差しなくて少しだけ出っ張ったりして、もう1度書き直しなんて当たり前の作業を辛抱強く続けていました。

それでも、手書きはしたくなかったんです。続く・・・・・


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